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取組事例集

テーマ別環境学習講座(平成30年度第1回)『水のめぐり~東京の湧き水から考える水循環』

実施日平成30年6月23日(土) 9時30分 から 12時30分まで

場所①散策:落合川と南沢湧水群  ②講義・ワークショップ:東久留米市市民プラザホール

主催者主催:東京都環境局/実施:公益財団法人東京都環境公社

参加者51名

内容

1.開会あいさつ

2.散策
  (講師)八千代エンジニヤリング株式会社 長谷川 怜思氏、堀内 瀬奈氏
  (場所)落合川と南沢湧水群
  (内容概略) 2班に分かれて落合川と南沢湧水群を散策

3.講義・ワークショップ
 ◆「水にデザインされた地形や地質のお話」
  (講師)八千代エンジニヤリング株式会社 長谷川 怜思氏
  (内容概略)
   ・扇状地とは
   ・地下水と南沢緑地の地形・地質の関係
   ・落合川が清流を取り戻すまでの歴史
 ◆「東京の河川における水生生物」
  (講師)(公財)東京都環境公社 東京都環境科学研究所
            環境資源研究科 橋本 旬也 研究員
  (内容概略)
   ・都内の河川の水質改善の歴史
   ・水の汚れの目安になる生物
   ・落合川や南沢緑地に生息する水生生物と水質
 ◆ワークショップ「ブルートラベラー」
 ◆「流域の水循環から考える水の保全」
  (講師)水ジャーナリスト 橋本 淳司氏
  (内容概略)
    <ワークショップ「ブルートラベラー」>
     ・自らを水滴になぞらえ、「水のめぐり」を体感
     ・代表者による、当日散策した場所も織り込みながらの水の旅についての発表
    <「流域の水循環から考える水の保全」>
     ・各自の家から出ていく「ゆく水」への着目
     ・世界における東京の水質評価
     ・家庭で行っている下水道への環境配慮意識の低下
     ・歴史的に見た川の役割
     ・海ごみの現状・課題と世界的な動き

今回は、「平成の名水百選」「東京の名湧水57選」の一つである
南沢湧水群をぶらりと散策し、湧水と地形の関係などをご説明しました。
また、講義や水のつながりを体感するワークショップを通して、
水循環について考えていきました。
参加者の皆様には、貴重な水源である湧水の意義を感じていただき、
更には自らの生活と水のめぐりについて考えていただける内容となりました。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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